動物用GLP適用試験
1.飼料添加物 |
対象家畜等を用いた飼養試験 :牛、豚、鶏、魚(海水、淡水) 対象家畜等を用いた残留試験 :牛、豚、鶏、魚(海水、淡水) |
---|---|
2.動物用医薬品 |
対象動物による安全性試験 :牛、豚、海水魚(水槽飼育)、鶏、犬、猫 対象動物による残留性試験 : 飼育 :牛、豚、海水魚(水槽飼育) 残留分析 :微生物学的検定法、高速液体クロマトグラフ法(HPLC)、高速液体クロマトグラフ質量分析(LC/MS) |
3.農薬 |
微生物農薬のヒトに対する安全性試験 : (マウス、ラット、ウサギ等を用いた投与試験、細胞培養試験等) |
※飼育動物 |
弊社農場における飼育実績は以下のとおりです。 豚(妊娠母豚の導入、分娩、哺育、離乳、肥育、出荷まで) 牛(生後3カ月齢以内~350 kgまで) 犬(長期飼育可) 猫(長期飼育可) 鶏(肉用鶏 :初生雛~成鶏、採卵鶏) うずら(初生雛~成鶉) スズキ目魚類(ブリ、カンパチ、マダイ、ハタ等) カレイ目魚類(ヒラメ) フグ目魚類(カワハギ、トラフグ等) その他淡水魚(ニジマス、アユ、サケ、ウナギ、コイ等) ヤギ(GLP適用外) ラット、マウス(GLP適用外) |
動物用医薬品GCP適用試験
弊社では畜産農家・水産業者・ブリーダー・動物病院・農業共済組合等の臨床現場と提携し、以下の動物に対する動物用医薬品のGCP適用臨床試験を受託・実施しております。
豚、牛、鶏、犬、猫、魚(海水、淡水)
GLP・GCP適用外の試験
GLP・GCP試験以外にも、お客さまのご要望に合わせて試験を受託・実施しています。
試験をバックアップするための検査体制も整っており、検査のみのご依頼も承っています。(現在は農場単位、もしくは企業単位での受注に限らせていただいております)。
主な試験実績は以下のものが挙げられます。
吸収排泄試験 (同等性試験を含む) |
対象動物 :牛、豚、鶏、犬、猫、魚(海水、淡水)) |
---|---|
野外試験 (GCP試験を除く) |
対象動物 :牛、豚、鶏、犬、猫、魚(海水、淡水) |
感染治療試験 | 対象動物 :牛、豚、鶏、魚(海水、淡水) |
成長促進効果試験 | 対象動物 :牛、豚、鶏、魚(海水、淡水) |
細菌に関する試験 |
細菌の分離同定、細菌数測定 MIC(最小発育阻止濃度)測定 薬剤感受性ディスク試験 耐性菌調査 石炭酸係数測定 in vitro 耐性獲得/消失試験 等 |
ウイルスに関する試験 | 消毒薬効果試験 |
遺伝子検査 | PCRによる細菌およびウイルスの定性、定量等 |
寄生虫に関する試験 | 糞便中の虫卵・オーシスト検査 |
上記以外にも、ウズラを用いた鳥類影響試験、コイを用いた淡水魚影響試験、ミジンコを用いた淡水無脊椎動物影響試験の経験があります。
また動物用医薬品等の効果や安全性を、市販後にもう一度見直すための「再審査・再評価」の制度があります。
弊社ではその制度に対する「製造販売後臨床試験」も行っております。
人用医薬品・医療機器関係の試験
豚を用いた疾患モデルの製造販売、受託試験
遺伝子改変動物の飼育、評価試験
その他各種人用医薬品・医療機器の評価試験
対象動物 :豚(家畜豚、ミニ豚)、ヤギ、ビーグル、レイヤー・ブロイラー
サービスフローについて
試験のご依頼から完了報告までの概略をご紹介いたします。
開発計画の効率化から委託をご検討の方、すでに社内試験を終えていても第三者機関による検証をお求めの方、「効果を確かめたいがどのような試験をしたらよいのかわからない」という方、ぜひ一度ご相談ください。
ご要望をお伺いした上で、適切な試験をご提案させていただきます。
Step.1 お問い合わせ
ご要望の試験に関してヒアリングさせていただきます。
まずはお電話・メールにて試験内容等をお伝えください。
Step.2 経費概算
ヒアリング内容を基に
経費概算を算出いたします。
Step.3 お打ち合わせ
お打ち合わせで詳細を
確認させていただきます。
Step.4 計画書案・見積書
お打ち合わせ内容を基に、計画書案・見積書を作成・提出させていただきます。
Step.5 ご検討
提出した計画書案・見積書をご検討いただきます。計画書の内容はご要望に応じて修正・加筆し、ご満足いただける形に仕上げていきます。ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
Step.6 ご契約
委託契約書を準備いたします。
供試動物や使用物品のお手配はご契約成立後となりますのでご了承ください。
Step.7 試験の実施
計画書に従って、試験を実施いたします。
Step.8 ご報告
試験終了後、結果を取りまとめて
ご報告を行います。
※弊社は定められたGLP省令・GCP省令・GPSP省令を順守し、実験動物に対して倫理的な配慮*の下に、適正に試験を実施しております(「GLPおよびGCP適合状況」ページ参照)。
*:動物福祉における適正な試験を実施するため「動物の愛護および管理に関する法律」、「実験動物の飼養および保管ならびに苦痛の軽減に関する基準」、「農林水産省の所管する研究機関等における動物実験の実施に関する基本方針」および関連指針等ならびにガイドラインに基づいた動物実験規定を策定し、本規定に基づき設置された動物実験倫理委員会により、動物実験における3R(Refinement: 苦痛の低減、Reduction: 使用数の削減、Replacement: 代替法の探求)の実行について審査しております。